神道と鈴

静寂を切り裂くような、どこか威厳に満ちたような、凛とした、目を覚ましてくれるような。

 

あなたは鳴り響く鈴の音にこのような印象を抱いたことがありますか?

 

鈴の音は昔から、何か邪悪なものを祓ってくれる力があると考えられてきました。

 

神社で用いられる大きな鈴の音を、日本に住む人であれば一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

 

初詣や参拝の時に鳴らす大鈴、巫女が舞を奉納する時にも写真のような鈴が沢山付いたものが用いられます。

 

またお守りや破魔矢なんかにも鈴が付いていますよね。

 

だから鈴の存在自体が何か神聖なものに思えてきますが、キーポイントは鈴の「音」にあるのです。

 

鈴の音が鳴る度に、あなたの周りにある邪心や悪霊を吹き飛ばしてくれます。だから鈴に関連するものは、そうっと持ち歩くというよりはその音がちゃんと鳴るような環境を作ることが大切です。

 

また、鈴の音は邪なものを払うと同時に神様の御霊を引き付ける力があるとも考えられています。

 

お参りの時に鳴らすような大きな鈴は悪しきものを「祓い」、巫女の舞や、お祓いの時に直接鈴の音をあびさせるような澄んだ鈴の音が鳴るものは「御霊を引く」のです。

 

いつもあなたと共にあるお守りは、鈴が鳴る度に神様がお傍で力を分けて下さっているのかもしれませんね。

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