2020年9月21日 長寿健康祈願祭:老人を敬いその長寿と幸福をお祈りする祭典

主にご高齢の方のご長寿を願い、健康と幸福を願って特別祈祷を行う行事です。

他の神事同様これまでの心身の穢れや罪を祓い、これからの健康を願い行われ神社によっては健康粥が振舞われご家族そろって参加される方も多くいる祭事です。

健康に因んだ舞の奉納があったり、毎年多くのご高齢の方の楽しみとなっています。

神道ではご高齢の方、ご老人を神に近い存在として考えられています。

現代ではご高齢の方に対して肉体・精神的なの衰えのイメージが先行してしまい、ネガティブなイメージを持っている若い方も少なくありません。

しかし神道においては老いというものは、神に近くなっていくこと、尊いことであることであり肯定的な意味で捉えています。

なぜ日本人が年上の人には敬語を使うのか、それはこの老いを敬う神道的な考え方が日本で続いてきたからなのです。

因みにこの神道的な考え方が、日本の造形物に多く意識され表れています。

何とこれは縄文時代以来の伝統で、絵画の中などでも常に老人像はとても尊いものとして描かれています。

長寿健康祈願祭で周囲のご高齢の方のこれからが、優しく穏やかなものであるように願う時、老いというものについてしっかり考えてみるのも良いかもしれませんね。

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