2020年5月 6日 御衣祭:立夏にあたり御祭神の御料を夏の物にお取り替えする祭典

立夏は暦の上で夏が始まる日とされています。丁度この5月6日頃が立夏にあたるので、一般的には「神様の衣替え」と呼ばれることもあります。

この時期に神主も併せて衣替えを行うことが多く、神様の神威を頂くという意味合いもあります。

伊勢神宮で行われる、天照大御神に和妙と呼ばれる絹と荒妙と呼ばれる麻の反物を、御糸、御針などの御料と共にお供えする神衣祭りに因んで行われるものでもあります。

のぼりを立て、行列を作り納められている神御衣をお取替えに向かう様子を昔は農民たちが送り出すのが慣例となっていました。

今は神社によっては御衣祭を見守るために、近隣の住民の方が集まり厳粛でありながらも盛大に行われています。

神御衣祭りでは反物、お糸、お針をそのままお納めするので神様がご自身でお召し物を仕立てられることになりますが、御衣祭によっては仕立て上がった状態でお納めする場合もあります。

御衣祭のために用意されるお召し物は地元の有志の方が二週間ほどかけて機織りをされたもので、これは古くから続いている慣習です。

何でも便利に、大量に、簡単に用意できるようになった昨今ですが、神様がお召しになるものは丁寧に丁寧に毎年織られ続けているのです。

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