2020年12月31日 大 祓:新年を迎えるにあたり1年間の罪穢を祓い清める儀式
12月の大祓は6月の夏越の祓に対して年越の祓と呼ばれています。新たな年を迎えるために一年間の罪や穢れを祓い、心身を清めるものです。
人は毎日を過ごすうちに知らない間に犯した罪や、過ちが穢れとなってたくさん纏わりついています。
自分の身代わりになってくれる人形にその罪や穢れを託し、川などに流して祓い清めるのが大祓式です。
神社で受け取った人形には一人ずつそれぞれの氏名・生年月日を記入します。
その後で体を穢れを移すかのように体を撫で、息を吹きかけて人形に罪・穢れを託すのです。
この罪や穢れを移す時、この一年間の自分を反芻しましょう。
一年の自分を振り返り、どんな風に過ごしてきたか、何を悔いているのか、新しい年をどのようにしたいのか、大祓では自分を改めて見直すきっかけにもなる大事な神事です
そうして一年間の後悔や、自分の中のわだかまりのようなものも人形に託したら、一年を無事に過ごせたことに感謝をしましょう。
穢れのなくなったまっさらな心身を手に入れてこそ、来年一年へ大きな一歩を踏み出すことができるのです。
年末に行うこの神事は、言わば心身の大掃除。
日本の神道独特の考え方である穢れや罪は祓えるものであるというこの考え方は、何かに詰まってしまった時には特に救いになります。
心配事がある時は特に、積極的に参加してみたいものですね。

