成人式

成人式を迎えると、法律上でも心情的な面でも一人前の大人として扱われる通過儀礼です。

この年になると親にとっては子育てに一区切り、子にとっては独り立ちの節目と感じることでしょう。

ですが実際には成人式という大事な式典にも関わらず、全国各地で暴動を起こしてしまうような若者がいるのも事実です。

こういった行動に出てしまう若者には様々なバックグラウンドの影響もあって、必ずしも本人にだけ責任があるかどうかは分かりません。

ただ言えるのは、成人することが同時に自分自身の行動に責任を持つことだと感じられていないということが大きいと思われます。

親が子を慈しみ大きくなるまで育ててきたことに、敬意を持って感謝できていないのです。

親が子を慈しみ愛すことは動物でも同じです。

これはもう本能のようなもので、親とはそういう生き物なのです。

ただし人間にしかできない唯一のことが、親に感謝するということです。

これは自分のことをしっかり顧みて、整えることができていない子どもには不可能なことです。

成人式で暴れてしまう若者は、自分を整える術を知らないのでしょう。

昔は成人になるのは十五歳でした。

元服と呼び、成人の装束を着て大人の髪型に整え、これまでとは違った大人の装いになりました。

現代では二十歳を迎えてもまだ学生だったり、社会人としても経験が浅かったり、大人になる自覚がないまま成人の日を迎えてしまうのも致し方ないのかもしれません。

若い人にこそ、自分を整えること、自分を良くするということを覚えて欲しいですね。